e-minori通信

e-minori通信19【 温度差について 】

皆様、こんにちは(*^^*)

今回のe-minori通信はビニールハウス内の温度差や変化についてご紹介します!!

皆様もご経験があると思いますが、
今の季節、夜間~朝方と日中の温度差をかなり感じることがあると思います

昼間温度から夜間温度をひいた値を DIF値 =(Different) といいます

それではDIF値が植物に与える影響として以下の通りとなります

良い影響

・転流促進が活発に行われる

転流促進とは日中に光合成に作られた糖が果実や茎、葉などの成長に使われることを言います

植物によりますが、DIF値-10の時と比較しDIF値0では1.5倍、

+10では2倍の成長速度を示します。

単純に夜温と日中温度の差を10℃以上変化させることで成長に大きく影響することを示しています

悪い影響

・病害発生がしやすくなる

温度と湿度とは密接な関係にあり、温度が上がれば、湿度が下がるという現象が一般的です

カビ等の菌由来の病害(うどんこ病など)は日中の温度差(湿度差)が大きいと拡大しやすいといわれています

日中の高温(低湿度)の際に菌糸が蔓延し、夜間の湿度が高いと菌糸が成長しするからです

尚、うどん粉病などは20~23℃、湿度45%~90%が発生しやすい環境であるとの情報があります

夜温を10℃以下、日中温度を20℃以下で且つ、DIF値を+10にすればより成長や果実肥大が促進されることとなります

このように夜温や日中温度、湿度をモニタリングし、環境がその通りに変化されているのをグラフで確認することで

適切な環境に保たれているかをチェックします

加えて、病害が発生しやすい条件になっている時間をなるべく少なくすることで病害発生を防止できます

さらに暖房機や窓の開閉の温度を上記の様に自動制御することで、品質向上や収量向上に結び付くこととなります

皆様のDIF値や湿度を確認してみてはいかがでしょうか♪♪

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https://expo.agrijournal.jp/

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e-minori 公式ホームページ
http://www.e-minori.info

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